日本が核廃絶の先頭に

 今こそ核兵器のない世界を! G7サミットの一方で国民平和大行進は札幌入り、私も紙智子参議院議員と参加しました。広島・長崎の悲劇をくりかえさない、国民世論を広げる時だと歩きながら実感しました。

 日本が早く核兵器禁止条約にも加わってこそ、核廃絶の国際的機運も高まるはずです。しかしサミットでは、米国の「核の傘」に頼る日本政府の姿が浮き彫りに。何のための広島開催なのでしょうか。核廃絶の本気さが問われます。

 ロシアによる核兵器使用が心配されるなか、核抑止力にこだわれば堂々巡りになっていきます。実際に使えば反撃核もありえるし、双方に破滅的被害が出るのですから、抑止力論は現実的でないと核禁条約の議論でも出されていたはずです。核保有国は、この理性の声をどう受け止めているのか。

 札幌市内3コースからの参加者が合流した終結集会で、北海道被爆者協会・広田凱則会長さんが「岸田首相が核廃絶をライフワークというのなら、日本政府として核禁条約会議に参加を」と語りました。そのとおりとばかりに拍手も起きました。政府に求められているのは本気の行動です。

 核兵器を使っても、人類の歴史に何のプラスにもなりはしない。やっぱり廃絶をと、参加者全員で誓い合いました。終結集会には札幌市議団から太田秀子・佐藤綾・長屋いずみ・田中啓介の各市議、佐々木明美前市議、道議候補(中央区)だった森英士さんなどが、行進後そのまま参加しました。集会に参加しなくとも、各地でいっしょに議員・候補が行進しました。

 先だって紙議員とは街頭宣伝にも取り組み、日本共産党の決意や政策を述べました。チラシを受け取る方の姿も多く、報道の影響もあって関心も高まっている感じ。民意無視の悪法案を廃案にしよう。訴えにも力が入ります。

 【今日の句】歩くなら 平和のために 子のために

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畠山和也
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