酪農支援の初質問を思い出し

 今日は釧路市へ。釧路らしい「じり」(海霧)でしたが、街頭演説には2箇所で100人超も。白糠町・別海町・弟子屈町からも駆けつけてくださり、本当にありがたいです。

 10月の町議選を控える党釧路町議団(中田麿・佐藤昭平・中家治子)もあいさつされ、すでに選挙本番かというような熱気。釧路は私が大学院生として過ごし、当時から多くの方にあたたかく支えてくださった町でもあるのです。

 道東地方の基幹産業の1つが酪農業。私の国会初質問も酪農支援でした。当時は年間200戸が離農・離脱するほど厳しい環境で、そのうえTPP参加など認められないとの初質問だったのです。ちなみに私の義父も酪農でした。

 その後の数年は乳価や加工原料乳補給金の引き上げなどで安定していたところに、この間のエサ代高騰。またもや酪農業は瀬戸際に立たされているのです。高騰分の支援とともに、再生産できるだけの乳価や補給金となるようにと求めていきたい。

 そもそも乳製品はじめ輸入を続けながら、国内では減産や牛の殺処分を求めるなどおかしい。畜産クラスター事業で、増産や大規模化を誘導してきた国として酪農維持に責任を果たすべきです。国会で訴えたいことが山ほどあります。

 「語るつどい」では質問が次々。「市民と野党の共闘はどうなるの」「インボイスをわかりやすく説明して」「どうすれば消費税は下げられますか」などのほか、「はたやまさんが候補になると、まわって話してきました。でも比例は政党名を書くと、また話してこなきゃ」とも。そうなんです、お気をつけください。

 介護職場のみなさんと話し合う機会も持てました。慢性的な人員不足はじめ、コロナ感染が続くもとで苦労が絶えません。軍需産業よりも社会保障分野こそ国の支援を。命や健康を犠牲に戦争国家づくりなど許さないと、交流を深めました。

 今日のうちに120km以上離れた北見市へ移動。シカに次々と出会うなか(前を走るトラックもシカと接触!)、安全運転で送ってくださった工藤正志・前釧路市議には感謝しかありません。明日も元気に訴えます。

 【今日の句】霧だって いつも針路は 見えている

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ