大型開発より生活インフラの維持を

 大雨・台風により、北海道でも全国でも被害が心配されます。無理な外出はされず、また早めの避難や安全対策などで身を守られてください。厳しい暑さも続いていて、体調管理が難しい方もいるでしょうが、お気をつけください。

 今朝は札幌駅周辺での定例宣伝。近くでは新幹線の延伸工事がおこなわれていて、大通公園周辺も含めて、札幌市は再開発の大型工事ラッシュなのです。あわせて札幌市は、2030年の冬季五輪招致をあきらめていません。市民の合意なき招致は、とりやめるべきです。

 そもそも東京五輪での開催経費が大幅に膨らんだのを見れば、札幌市の財政を圧迫することが懸念されるのも当然。先日、「札幌オリパラの是非は市民が決める・住民投票を求める会」が札幌市へ、住民投票についての見解を求める質問状を提出しました。9日を回答期限として、内容によっては署名を集めるとしています。

 これまで札幌市議会では、招致反対の声が高まっているのに、住民投票を求める請願が2度否決されました。秋元市長も住民投票には否定的な答弁がありましたが、今回は市民への直接回答ですから、しっかり私も注目していきたい。

 国も地方も、大型開発や大型イベント頼みの経済政策から抜け出す時です。そうでなくとも、水道管や生活道路など、これまでの生活インフラの維持・補修だけでも多額の費用がかかります。自然災害への備えだって、急がなければいけません。こういう点も、しっかり訴えていきたいです。

 【今日の句】バラ色の 経済よりも 持続化を
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畠山和也
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