遺志を継いで必ず議席回復へ

 一昨日に亡くなられた杉山勝雄・美瑛町議の告別式に参列しました。突然の訃報に驚き、やさしく穏やかに語られる姿ばかりを思い出します。昨年に4期目の当選を果たし、町議会副議長を務めたほどに信頼されていた杉山さんだったのです。

 杉山さんは30年前に胃がんを患い、胃の2/3を摘出しています。その後は順調だったこともあり町議を3期務めますが、後継としてバトンタッチした増山町議が体調を悪化したことから、「日本共産党の議席を空白にするわけにいかない」と再び立候補する決意をされたのでした。

 昨年の健康診断で異常が見つかり、結果的に最後の街頭宣伝となったのが10月。弔辞を読んだ増山さん曰く、合唱をしていた時と変わらぬ美声の、わかりやすい演説だったそうです。以降は闘病生活を送り、志半ばで帰らぬ人となってしまいました。

 弔辞を読まれた角和浩幸・美瑛町長、野村祐司・美瑛町議会議長ともに、杉山さんは「温厚・篤実」な方だったと述べられました。住民の生活相談に乗り、各地に「杉山ファン」がいたといいます。杉山さんは、これぞ日本共産党の地方議員というお手本のような存在でした。

 いっしょに街頭に立ち、事務所でも語り合った日が忘れられません。社会変革と住民福祉の遺志を継いで、私も議席回復へがんばりますからと、最後のあいさつをして見送りました。杉山さん、ゆっくりとお休みください。

 夕方から、自由法曹団北海道支部の新春のつどい。4年ぶりの開催で、この間の人権擁護や平和と民主主義の取り組みなども聞かせていただき、課題だけでなく多くの前進面があったことも再確認しました。憲法12条「不断の努力」の一節を思い起こしました。

 日本共産党は真下紀子・丸山はるみの両道議、札幌市議団から小形香織市議、また小貫元・小樽市議の参加もあり、代表して私から連帯あいさつ。国内外でも平和・人権・民主主義の課題が問われているもと、前へ進める運動をともにと述べました。たたかいの交流に、私自身が励まされたつどいでした。

 【今日の句】篤実な人柄 忘れず力にし
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畠山和也
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