気候変動への切迫感を

 朝の定例宣伝は高めの気温がありがたい一方、2月では観測史上最高といいますし、これが気候変動の影響であれば素直に喜べません。日本は環境や人権の面で国際社会から遅れているだけに、この点からも早く自民党政治を終わらせたいと強調しました。

 欧州諸国からすれば、あまりに切迫さがないように見えるでしょう。石炭火力発電は温存し、排出量が多い大企業などにも迫ることなく、そもそも日本政府自身の削減目標が低すぎます。気候変動対策は人類的課題だと、くりかえし訴えていきたい。

 雪解けが早まると、水田に水を張る時期の水不足が心配になります。暑い夏が早まると、農作物の成長に影響が出る恐れもあります。食料は自然の産物であることも、あらためて確認しあいたい。今までどおりの生産ができるか、農家にとっても不安なのです。

 気候変動のインパクトは、緯度の高い地域から現れると聞いたことがあります。日本で言えば北海道です。昨夏の猛暑で亡くなる児童がいたなど、かつての北海道では考えられないことでした。

 北海道から訴えるべき課題は、かくも多い。ぜひ「気候変動を打開する日本共産党の2030戦略」もお読みください。

 【今日の句】利権には 切迫感を 持つくせに
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畠山和也
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