高学費で若者を泣かせるな

 寒さが少し緩んで、チラシにも手が伸びた今朝の街頭宣伝。宮内しおり道選挙区予定候補は高い学費を下げようと、私からはくらしを支える財源についてを中心に訴えました。お金のことで学びをあきらめないでいい、欧州のような学費無償の国をつくりましょう。

 昨日は大学共通1次試験。すでに推薦などで進学が決まっている方もいるでしょうが、これからが本格的な受験シーズン。体調管理にも気をつけて、万全の状況で試験を迎えてほしいですね。

 そもそも、なぜ日本は進学にこれだけお金が必要なのか。学費無償だけでなく入学金もゼロ、奨学金も返済不要が多数という欧州諸国と、いったい何が違うのでしょう。

 そもそも日本の教育行政は「受益者負担主義」。学ぶのは、その個人の将来の利益のためであって、だから個人が学費を負担するのは当然という理屈です。学んだことは社会へ生かされるという、公益という考えがないのです。

 学ぶことは基本的人権の重要な柱です。若い世代にその保障もせず、大学には競争的環境を押しつけて淘汰も促し、自由な学びや大学自治の土台から崩してきた自民党政権。大軍拡と一体になった研究も、さらに進めようとしています。

 昨年の総選挙で、学費を払えずに退学したという学生に会いました。悔しい思いをしたはずです。この現実を、どうしても変えたい。お金のことで若者たちを泣かすような政治を、いっしょに変えましょう。

 【今日の句】数兆の 軍事費よりも 学生に

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畠山和也
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