「選挙の投票率を上げよう」と開かれた「投票フェス」(会場は札幌地下歩行空間)に参加しました。パネル展示やマーケットなどに、足を止める方も次々と。このような身近なところから、ぜひ政治とのつながりが広がっていくといいですね。
「政治家さんとお話しよう」コーナーは、宮内しおり道選挙区予定候補・佐藤綾札幌市議と時間を分けての参加となりました。私の時間帯は、社民党道連・浅野隆雄幹事長といっしょでした。
「投票フェス」は、単に投票率を上げるだけではフェイクや差別・分断も広がりかねないと、憲法を尊重することを大事にしています。民主主義の土台を、政治家みずからが壊すようなことは許されません。
始まる前に「JRで障害者手帳の提示を求められた」と、車椅子を利用されている方からの話を受けました。割引切符は購入のさいに手帳を示していますし、改札を出るときに手帳を見せてほしいとする合理的理由はないはずです。
以前に精神障害のある方からも、手帳を示すと自分が障害者だとわかられてしまい困る、との話を聞きました。尊厳をふまえた対応が必要です。しっかり、ご要望をうかがいました。
その後に語り合ったテーマは幅広い。米価高騰・消費税減税、フリースクール支援や改定「給特法」案の問題、千島問題にかかわりサンフランシスコ条約での放棄についてという思わぬ質問も。
あらゆる場面で自民党政治が行きづまっているのだと痛感です。「若い人が希望をもてる話を」との要望もありましたが、このような場をつくるなど、声を上げていくことこそ希望だと述べました。
政治を変えることと国民の声の高まりこそ、社会を動かす車の両輪。私も地に足をつけてがんばろうと、あらためて気づかされたフェスでした。
【今日の句】こんな輪が 広がってこそ 民主主義