命にかかわることへの自覚を

 北海道での新型コロナウイルス感染が増えてきました。お大事であってほしいですし、拡大防止や重症化を防ぐ態勢拡充も急がれます。専門家の英知の結集を、本気で進めるべきだと思います。

 総理は「調子が悪くなったら休むよう」言うものの、学校でも職場でも、簡単に休めない雰囲気が現実にはあります。クルーズ船に出向いた厚生労働省の職員も、一部報道によれば、検査をして陽性となれば誰が代わりを担うのかとの思いがあったとも言います。事実なら、まさに今の社会風潮を象徴しているとしか言いようがありません。

 前にも書きましたが、重要なことは政府の発信が信頼されていないのではないか、ということです。クルーズ船への対応しかり、専門家の結集しかり、対策会議に参加しなかった大臣の姿勢しかり。問われているのは、国民の命にかかわることへの自覚です。

 さらに感染者数は増える恐れがあります。ブログをお読みの方もお気をつけいただき、心配な方や症状が出たと思われる方は厚労省や道の相談窓口、関係機関などへお問い合わせください。

 【今日の句】何よりも 総理はウソを やめてこそ
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畠山和也
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