自分の感受性くらい

 昨日に続いて政見放送の収録が続き、朝の宣伝から公園や整備工場や懇談とまわり、夜は JCP With You HOKKAIDO 企画へ。あらためて「自分事」と痛感しました。

この企画は全国各地で、ジェンダー平等などをめざして語り合う場として広がってきています。北海道でもやりたい!ということで、ゲストスピーカーに弁護士の皆川洋美さん、真下紀子道議、そして私が並んで思いや問題意識を話した後で、参加されたみなさんと交流しあうのです。

 大勢の前で語るには勇気がいるだろうことも、口にされた方。これから自分はどうしようと、行動と模索を口にされた方。心が刻まれる思いをしながら向き合うことの大変さを、あらためて痛感しました。

 一般論としてでなく、自分事として。遠い誰かのことでなく、近くにいる仲間のこととして。何より自分自身のこととして。オフ的に話した本音も含めて、積み重ねが大事なんだとも思いました。参加されたみなさんに感謝を申し上げながら、つながることの大事さを私の言葉で最後にあいさつさせていただきました。このような場を準備してもらえたことにも感謝です。

 傷ついたり、もがいている中だからこそ、安倍政権に腹立たしくなってきます。個人の尊厳を傷つける発言が、どれだけ大臣や自民党から出されてきたことか。他国の指導者の高尚な姿を見るにつけ、がっかりもしてきました。そんな思いも込めて、政見の言葉としてぶつけました。

 それでも上を向けば青い空。公園には、何世代もつながれてきた樹木の命。整備場では働く人の鼓動が聞こえるようで、懇談の場では「誰もが大事にされる社会」こそとの熱い思い。思わず、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」を思い出しました。

 自己責任を強調した詩、との評もあります。そうではなく、人間は弱いものとして「いっしょにつながろう」とのメッセージを込めた詩、との評もあります。真意はともかく、今日ばかりは後者の意味でとらえたい。With You の意味は、とてつもなく重いと感じた1日だったからです。

 明日も朝から宣伝です。元気に駆けまわります!

 【今日の句】尊厳と 無縁の政治 さようなら
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畠山和也
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