市民の命綱の2議席を

 15日告示・22日投開票の根室市議選は2人はみ出しの激戦。日本共産党のすずき一彦・橋本りょういちの宝の議席確保をと熱く応援に駆けつけました。ロシアとの領土問題にかかわる地域だけに、日本共産党2議席は絶対に欠かせません。

 すずきさんは6期目の挑戦で、道教育大学釧路校での私の先輩にもあたります。いつも穏やかであたたかく、市の音楽協会理事を務めるほど信頼も寄せられています。4期目をめざす橋本さんは医療機関に勤め、まさに市民の命を守る議員として必要な方です。

 コロナ禍で市民が傷ついてきたなか、あたたかく包み込む日本共産党の2議席は、まさに市民の命綱。「党の国会議員とも力をあわせて、市民を守る施策を進めたい」(すずき)、「感染した方の話を聞き、政治が力を尽くすときだと決意」(橋本)との訴えにも、力が込められていました。

 何しろ2人の議員団で積み上げた実績の数多いこと! 昨年支給された国の特別給付金10万円は、対象期限後の新生児108人にも支給。福祉や保育等職員へのPCR検査を実施。子ども医療費の助成は高校生まで、小中学校での給食費無償化にも道をひらきました。収入が少ない家庭での水道料金減額・免除も拡充されるなど、市民の苦難にこたえて奮闘してきた2人なのです。

 何より領土問題での一貫した態度は、立場の違いを超えて、理解や納得も定着しています。「領土不拡大の原則」に反するヤルタ協定など、戦後処理の誤りをただすことが根本だとしつつ、歯舞群島・色丹島の早期返還と必要に応じて中間的な条約を結び、国後島・択捉島を含む全千島が返還の対象である歴史も明らかにしてきました。領土が奪われたゆえの地域経済の苦しみにも、沖縄並みの地域振興対策をと訴えています。

 そもそも安倍前首相が「2島返還」へと方針転換し、かえって領土交渉は暗礁に乗り上げてしまいました。領土という外交の基本においては、原則や歴史的経過を簡単に曲げてはならないのです。そうでないと国内世論もまとまらないし、相手国から見透かされることにもなります。8月15日を過ぎても侵攻を続けられ、元島民が命や故郷を奪われ、どれだけ塗炭の苦しみを味わってきたことか。

 目の前の課題に対しても、歴史的な解決にしても、まさに市民の命綱として日本共産党2議席は必要なのです。そして、日本共産党が伸びれば総選挙で政権交代へとの勢いにもつながります。ぜひ根室市にお知り合いがいる方は、ご支持の輪をお広げください。

 【今日の句】夜明けなら 最東の地の 根室から

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ