豪雨被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
さて、私の自宅は海抜マイナス0.9m。付近にはマイナス1m程度の低地が広がっており、大雨情報には敏感な地域だ。私が子どもの頃は、しばしば膝程度まで浸水しており、梅雨や台風シーズンなど大雨が降るたびに、あたり一面プールのようになるのが日常だった。現在では下水管やポンプ所ポンプの増強、雨水貯留間の整備、浸透桝の設置、貯留槽や透水性舗装の整備などによって、雨水による浸水被害は年に1回から数年に1回程度におさえられている。
一方、九州地方をはじめ各地で秋雨前線に伴う豪雨被害が広がっている。土砂で押しつぶされた家屋や洪水被害によって押し流された家屋などをテレビで見ると、本当に心が痛む。名古屋で被害がなかったのはたまたまであって、名古屋に同様に雨が降れば、間違いなく甚大な被害が出るだろう。
もちろん、雨水貯留管の整備やポンプ所の増強など、豪雨対策を強力に進めていくのは当然として、いかに早め早めの避難をしていただけるのか、今回の豪雨被害に教訓をいつ来るのかわからない災害に生かしていかなければならない。
■ 名古屋市南土木事務所の雨量(8月17日)
0時~3時 0㎜
3時~4時 0.5㎜
4時~8時 0㎜
8時~9時 0.5㎜
9時~13時 0㎜
13時~14時 7.0㎜
14時~15時 24.0㎜
15時~16時 19.5㎜
16時~21時 0㎜
21時~22時 0.5㎜
22時~23時 1.5㎜
23時~24時 0.5㎜