本気で20人以下学級へ

 昨日、発表された日本共産党の「学校再開にあたっての緊急提言」を道教組(全北海道教職員組合)・高教組(北海道高等学校教職員組合連合会)に届けながら懇談へ。熱のこもった話になったのは、この3ヵ月、学校のあり方を真剣に考えあってきたからです。そして今こそ行動の時だとの訴えに、私も心から共感しました。

 党の提言は、学習の遅れがあったり不安・ストレスを抱える子どもたちを受け止める手厚さと、ただただ学習内容を詰め込むのでなく、子どもの実態から出発する柔軟な教育こそ必要だと提起しています。感染防止に身体的距離を保つためには40人学級では無理ですし、今やるべきは、①教員10万人増などの教育条件の抜本的整備、②学習指導要領の弾力化、だと強調しました。

 いま道教組・高教組らもかかわり、20人が呼びかけ人となった「20人以下学級北海道アクション」が署名を呼びかけています。ツイッターを通じて、保護者や高校生からも反応が寄せられてきているといいます。学校は再開しましたが「まるで何もなかったかのように、これまでの40人学級に戻るのでしょうか」と感染への不安はつきまといます。

 生活リズムも整わないまま「再開初日に『夏休みは短縮、学校行事は中止』と言われ、いきなり勉強となって子どもは絶望感」という実態も。これまで以上に授業時数確保と労働強化となれば、熱が出ても教員は無理して授業をするということもありえます。これまでの「40人学級」「学習指導要領」体制下では、矛盾が広がっていくことになるのです。

 両組合で共通して話が出されたのは、感染拡大防止への当面の条件整備だけでなく、主体性をもって子どもたちに向きあう学校づくりについてでした。第1次安倍政権のもとで教育基本法が改悪されたことは、私も含めて多くの教育関係者は、本当に悔しい思いでした。それ以降、懸念していたとおりに現場への管理・統制と極端な競わせあいが強まるなど、民主的な教育を進めるうえで大きな障害が持ち込まれたのです。

 子どもを目の前にした時に、文科省や教育委員会の通知待ちでは対応できないことは山ほどあります。そこで問われるのが教師の専門性ですし、教員の自覚と責任において現場には自由と余裕が必要ですし、集団の議論と実践を保障することが必要なのです。マニュアルや指示依存で判断する教員や学校では非常事態に対応できないし、それが今の瞬間だと私は思います。

 「今はお互いの苦しさを理解しあえるような学校が求められているのではないでしょうか」との話がありました。これまでどおりの過度な競争や詰め込みでなく、1人ひとりの成長に寄り添った教育こそ必要だと、私も同感です。ここで本気で、流れを変えたい。その1つが20人以下学級を求める署名ですし、党の提言もその貢献になればと痛感しました。今こそ子どもたちを真ん中に置いた議論を!

 【今日の句】ぎゅうぎゅうの学校 今ぞ変える時
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畠山和也
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