実体経済とかけ離れすぎていないか

 日経平均株価が過去最高値となりましたが、好景気の実感はないし、物価高騰など生活困窮の度は増すばかり。賃金も年金も米価・乳価も、株価のように上がらないもとでは当然で、実体経済との乖離が大きすぎます。

 先日、名目GDPがドイツに抜かれて世界4位に転落した、と報じられたばかり。GDPの5割以上を占める個人消費が停滞しているからです。かつてのバブル景気は、ともかくも賃上げとともに国内消費も上向いていたのと比べて、あまりに違い過ぎます。

 バブル崩壊後に大企業は生産や販売を海外へシフトし、内部留保を膨らませた一方で、国内では非正規雇用の増加により個人所得は増えませんでした。消費税増税など国民負担が増したことも、追い打ちをかけました。今回の株高は一部大企業の収益増加、海外投資家の日本株保有が増したこと、NISAなどの反映などが要因と思います。

 金融経済と実体経済がかけ離れた状況を続けて、日本経済は本当に大丈夫なのでしょうか。賃上げや社会保障の充実、公正な税制を通じた財源確保など、大元からの転換が必要だと訴えます。

 今日はオンラインで、道内の小選挙区予定候補との会議。どこでも自民党政治への怒りが広がっているもと、日本共産党の値打ちをどう語るかなどの交流をおこないました。予定候補は地区党機関で大事な役割を担い、対外的な政治活動との調整は簡単ではありません。

 しかし、新しい政治が求められている今、何としても日本共産党の躍進をと立候補の決意をされた予定候補です。「党の本気度を示そう」が合言葉になり、心ひとつにがんばろうと会議を終えました。明日は札幌市白石区で、伊藤りち子3区予定候補・佐藤綾市議と宣伝キャラバンに臨みます。

 ☆13:00 地下鉄東札幌駅
 ☆13:40 地下鉄白石駅
 ☆14:20 地下鉄南郷13丁目駅
 ☆15:00 地下鉄南郷18丁目駅

 【今日の句】足元のくらし 上向く政治こそ
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畠山和也
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