今こそ予備費を使って

 道内で一気にコロナ感染が広がるもと、「休業と補償のセット」「病院や介護施設などへの財政支援・検査体制の強化」「雇用調整助成金などの延長・拡充」などを急ぐ必要があります。感染拡大や医療崩壊を防ぐため社会活動・経済活動を止めるなら、協力金・給付金などの具体化も早く。政府・与党が年明けという第3次補正予算を待たず、第2次補正予算の予備費を活用する時ではないのでしょうか。

 この拡大ペースでは医療機関のひっ迫とともに、軽症者用の宿泊施設も埋まってしまいます。ホテルなどはGoToキャンペーンのもとで予約もあるでしょうが、どうにか道や札幌市が確保することへ力を発揮できないか。本来は経済活動を国が止めないのなら、それに代わる措置や財政支援を国として検討すべきです。現状ではブレーキどころかアクセルの踏みっぱなしで、自己責任ばかりが問われることになってしまいます。

 私のまわりでも、学童保育の集まりを縮小するなど自衛策を始めてきています。昨日も書きましたが、道庁前の反原発抗議行動もまずは3週間ほどお休みです。菅首相は「自助」優先の姿勢をあらため、みずから言っていた「コロナ対策が最優先」の施策を進めてほしい。もどかしい思いです。

 【今日の句】喜べぬ 言葉並んだ 流行語

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畠山和也
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