署名は連帯をあらわす力

 長崎への原爆投下時刻である11時2分の黙祷の後、「さっぽろ平和行動」では、若い人はじめ多くの方から署名をいただきました。あらためて核兵器をなくそうとの思いを強めた1日です。

 嬉しいことに今日、セントクリストファー・ネイビスが核兵器禁止条約44番目の批准国となりました。あと6ヵ国で発効になります。批准にあたり発せられた、同国外相からの以下のメッセージも重みがひしひしと伝わってきます(訳文は ICAN Japanese によるもの)。

 「長崎への原爆投下は、人間の残虐性と非人道性の極地であった。世界の平和に携わる小さな一国として、セントクリストファー・ネイビスは、今日の世界において核武装の有効な目的を見出せない」

 世界諸国が長崎や広島、被爆者へ思いを馳せて核兵器の禁止を求めているのに、安倍首相は今日も核兵器禁止条約には触れませんでした。このような政治を動かすうえで署名は大きな力になるし、いっしょに声をあげていることを示す被爆者への連帯にもなるものです。6日も書きましたが、平和をつくる力は時の権力者ではなく、国民の力です。

 あわせて思うのは、核廃絶や平和の運動は8月だけでなく日常的にしなければならないということ。しっかり私も訴えていきたいです。

 【今日の句】核兵器 なくす扉は 開きつつ

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畠山和也
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