再拡大の原因分析はあるか

 東区と北区を往復して後援会員訪問や「市民と野党の共同演説」に駆けまわり、松木けんこう候補の勝利を呼びかけた1日。共同演説は立憲・逢坂誠二衆議院議員、社民・山内惠子元衆議院議員とでマイクを握っていたら、過ぎていく車からの応援もずいぶん目に入りました。

 「野党は検査の拡充や病院の減収補てんなど、くりかえし求めてきた。この1年間、安倍政権も菅政権も何をしてきたのか」と、コロナ感染拡大に後手後手の政府を厳しくただした逢坂議員。私からも「親が減収のため、私が一家を担っている」「バイト先の賄いをもらって帰り家族3人で分けている」という学生の実態を紹介して、松木候補の勝利で政府に突きつけようと訴えました。山内さんは福島第一原発の処理汚染水の放出は許さないと強調し、松木さんへの支援を呼びかけました。

 長野県・広島県とそろって野党統一候補が勝利できれば、必ず政治の流れは変わります。今日も後援会員さんに呼びかけていくなかで、足が悪くて投票にも行けないと言っていた高齢者が、期日前投票に行くことにするとの嬉しい返事も。「家族にも言っておきます」「共産党がそう言うんだから、わかったよ」と話してくださる方もいました。苦難を抱えている方々を思えば、私自身が候補のつもりで支持を呼びかけなければとまわっています。

 新規陽性者の急増と病床ひっ迫を受けて、菅首相は緊急事態宣言を発出するようです。業者へ休業や時間短縮を要請するなら補償が必要ですし、東京五輪の開催も中止を含めた見直しが必要ではないのでしょうか。今日も元看護師という方から「五輪に向けた医療スタッフも集められないはず。世界から来た選手が、感染しても診られないような日本でいいのでしょうか」との意見も。まして「五輪の勢いで総選挙」のような政治目的の開催など、とうてい許されません。

 そもそも、これだけ拡大したことの分析を抜きにした「宣言」では、また同じことをくり返すのではないのか。検査の拡充、医療機関への減収補てん、業者の規模に応じた補償など声にしていこうと呼びかけていきたい。

 【今日の句】共闘の 勢い増して 終盤へ

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畠山和也
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