休みには将棋を

 暦は大型連休ですが医療機関や介護施設、消防・交通、商業施設などで働く方がいます。ひっ迫する医療機関には必要とされるすべての支援を、エッセンシャルワーカーへの定期的検査を、時間短縮などにはじゅうぶんな補償を。政府の不作為を棚に上げて、私権を制限する緊急事態条項を設ける改憲など許されません。

 北海道は今日233人の感染者が確認され、うち札幌市だけで201人を占めました。鈴木知事と秋元市長は「まん延防止等重点措置」の適用を要請する一方で、五輪マラソンのテスト大会は一般参加を見送って実施します。そもそも、東京五輪の開催自体に国民の合意は失われてきています。コロナ対策に全力をあげるためにも、五輪中止などを決断すべきではないのか。

 できる限りの外出を控えているわが家では、下の子が学童保育で学んできたという将棋を指す機会が増えました。駒の動きは十分に覚えきれていないものの、私が飛車角2枚落ちで少しアドバイスしながら対局すると、ほどほどの接戦になります。詰将棋を教えたら、自分でもチャレンジし始めました。

 私も小学生のころから始めて、中学生のころは将棋好きの先生に放送で呼ばれて、昼休みに相手をしていたこともありました。いま思うと、のんびりした時代でした。ちなみに政界では将棋文化振興議員連盟が2011年に発足していて、設立総会で故米長邦雄・永世棋聖が「政党で一番感謝しなければならないのは日本共産党です」とあいさつされています。「しんぶん赤旗」主催の新人王戦や、全国名人戦(アマ)などの取り組みを評価されてのものでした。

 残念ながら全国名人戦は昨年に続き今年も中止となっていますが、将棋・囲碁などの普及には引き続き力を尽くしていきたいです。

 【今日の句】子と早く 平手で指せる 時を待ち

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畠山和也
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