エッセンシャルワーカーを支える国に

 コロナ禍でも語り合える場をと党道委員会が呼びかけ、札幌市内を結ぶ「オンライン集い」が開かれ参加しました。オンラインでの話は聞きにくくないかなど、いろんな心配もしながらでしたが、無事に終わったことにまずは一安心。これからも「オンライン集い」は定期的におこなう予定です。

 「観光業に勤めていました。コロナ禍で大手はワクチン業務にまで手を伸ばして持ちこたえているが、中小の旅行代理店では廃業が続いています」「道警のヤジ排除問題もあったし、野党共闘には行政の私物化をただして三権分立を取り戻すことに期待する」「保育士です。コロナ対策を続けてきてるけど、いつ収束するのか先が見えません。見通しはあるのでしょうか」など、率直な疑問や要望などが出されました。札幌市内を結ぶので知らない方同士でもあったでしょうから、いろんな意見交換がされたことも参加者のみなさんにはよかったかもしれませんね。

 保育士はじめ生活の欠かせない部門で働く方々=エッセンシャルワーカーは、この1年間は緊張の連続でした。接触が避けられない職場は、どんなに感染防止に努めても陽性者が出るなどありました。そもそも人員に余裕がない職場が多いから、熱やセキが出ても休めない、休んだら迷惑がかかるなど、自分を責めてしまうのです。

 だからこそ政治が現場の献身さに甘えず責任を負うべきで、菅首相からエッセンシャルワーカーへの心からの感謝とともに、「これからは職場の人も増やして余裕をもって働けるようにします。その間は緊急の手当をつけたり、くりかえしPCR検査をできるようにしますので、自分を責めないでください。感染症対策は政治の責任です」など、心を込めて話してもらいたい。そして根本的には社会保障予算を手厚くして、この分野でこそ誇りをもって働ける国づくりこそ必要だと私から話しました。

 私の子どもたちも保育園で、それはそれは大変お世話になりました。私や連れ合いが親として成長することにも、保育園が寄り添ってくれました。医療機関や介護・福祉施設も、それぞれ専門的知識や倫理観をもって、国民の命や健康、生活を支えてくれています。人間らしく生きられる社会をつくるために、やっぱり社会保障分野こそ最優先の国づくりをしなければ。

 なお今日は、党の雑誌「議会と自治体」による企画として、いま衆議院の議席を持たない比例ブロックの予定候補オンライン座談会もおこないました。参加者は中国ブロック・大平喜信さん、四国ブロック・白川容子さん、そして北海道ブロックの私。お2人とも元気に活動し、結びつきを強め、日本共産党を広げている姿に元気をいただきました。詳しくは「議会と自治体」8月号(7/24発売)に掲載予定ですので、お読みください。私も負けずにがんばります。

 【今日の句】支えあうことさえ 総理は丸投げで

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畠山和也
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