この報道姿勢でいいのか

 報道が五輪一色で、東京はじめ全国での感染者増加について薄らいでいます。医療ひっ迫という状況に目をふさいでいないでしょうか。感染者が増えれば総体として重症者も増えることになり、4連休での移動によるものも含めて、今後の感染の広がりが心配です。国民に行動抑制ばかりを強いて、政府はそれでコロナ対策を良しとするのでしょうか。

 それにしても北海道も暑い。もともと東京五輪で心配な点は熱中症対策でもありました。屋外競技者からも改善を求める声が出ています。この時期の開催は米国の放映を優先したものと言われてきましたが、いったい五輪憲章や公正な競技環境など、どこに行ったのでしょう。選手たちに尊敬の念はありますが、運営の矛盾ばかりが目につきます。

 ところで、党中央委員会が発行している「議会と自治体」8月号に、いま党衆議院議員がいない比例ブロックの予定候補による鼎談が掲載されました。中国ブロック・大平よしのぶさん、四国ブロック・白川よう子さん、そして北海道ブロックは私・はたやま和也。オンラインによる鼎談でしたが、2人の奮闘を聞いて励みになりました。

 その内容をまとめてもらい、あらためて各地の変化と日本共産党への期待の広がりが実感できました。共通して比例定数の少ないブロックだけに、党の地力をつけることなしに議席獲得は簡単ではありません。農林漁業を基幹産業とし、人口減少の課題に直面しているという点も共通しています。だからこそ2人の行動の様子がひしひしと伝わってくるし、いっしょに国会へ駆け上がろうという思いも強まります。

 あとは、お読みになってからのお楽しみ。東京都議選で勝利した19人の手記や、倉林明子副委員長・党ジェンダー平等委員会責任者(参議院議員)の報告など、どれも読みごたえがあります。地方議員のみなさんの質問や活動にも欠かせない1冊で、政策研究にと自治体職員で購読されている方もいます。ご購読は、お近くの日本共産党事務所などへご連絡ください。目次などこちらから、ご覧になれます。

 【今日の句】報道も 緊急事態は どこへやら

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畠山和也
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