心に焼き付く言葉

 朝の定例宣伝を終えて、今日は札幌市中央区へ。後援会員さんをいっしょにまわってくれたのは、介護事業所で働いている長年の仲間。仕事の休みのときも、こうやって議席奪還へとがんばってくれる姿が本当に励みになります。札幌は暑い1日になりましたが、元気にまわることができました。

 腰をはじめ体への負担があるうえ、コロナ禍での緊張状態が1年半も続いてきました。介護施設はクラスターも多く発生し、亡くなられた方も相次いできたのです。それでも介護職を続ける、やりがいとは何か。以前に「高齢者と話し合うのは楽しいんだよね」と、この方が話していたことが心に焼き付いています。

 介護保険が始まって21年。家族による介護の負担を解消すべく「介護の社会化」として始まったわけですが、今や介護度の低い方への「介護はずし」と呼ばれる実態が続いています。国自身の負担を減らし、利用者や職員へツケを回るやり方は、もはや限界。介護保険料はドンドン上がり、職員の厳しい待遇も改善が遅れ、慢性的な人手不足になっています。

 今日まわったなかでも「年金が少なくて節約ばかり」と、余裕がない高齢者生活の実態もうかがいました。必要だからと介護サービスを使おうと思えば、利用料の負担が重くて使えず、「保険あって介護なし」という実態が何年続いていることか。コロナ禍による外出不足もあるのか、少し以前よりよろけ気味という方もいらっしゃいました。

 しかし、どこでも共通しているのは菅政権への不満。「ガンバレ以上に、突き進んでほしい」と熱烈なエールもいただきました。命と健康、くらしや雇用の瀬戸際に置かれ、菅政権の無策ぶりに本気で怒っている方は多い。何としても政権交代を。

 【今日の句】長生きを 喜び合える 国にしよう

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畠山和也
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