医療現場の辛さや悔しさを受け止めて

 自宅や高齢者施設で療養中だった方が、全国で200人を超えて亡くなった-ー今度の総選挙は、いのちがかかった総選挙。今日は道民医連有志後援会の決起集会や、札幌市西区での街頭演説にと駆けまわりました。

 緊張と責任に覆われた1年半。医療現場が背負った重圧は、私が思う以上のはずです。それだけに矛盾も深い。各地からの発言のなかに「大変な現実を、当たり前のように受け止めている人もいます。困難はおかしなことなのだと、理解してもらえるような話をしたい」との発言もありました。打ちひしがれている方がいる現実に、胸が痛みます。

 日本共産党の新経済提言では、医療はじめケアを支える国づくりを真っ先に掲げています。どんな時にも揺るがない日本共産党が伸びてこそ間違いなく政治は変わるということを、命を守る現場にこそ広げていきたい。医療従事者が1年半の間に感じた辛さや悔しさを、総選挙でぶつけようと私も力を込めました。

 西区での街頭演説も熱気があふれました。初めて私の演説を聞いたという方は「本当にがんばってよ」と念を押すように話し、別の方からはノド飴の差し入れも。私1人では札幌市内だってまわりきれないだけに、党員・後援会員のみなさんこそ頼りなのです。演説の機会を通じて、心ひとつになれればとも思いました。

 あらためて、自公政治によって命を守る土台が崩されてきたと痛感します。札幌市では保健所が1つへと集約され、明らかに機能低下という状況になりました。職員のせいではなく、行革と称して人減らしをおこなった政治の責任なのに、自民党総裁選の4候補からは、まったく反省が聞かれません。これでは必ず同じことが繰り返されてしまう。

 緊急事態宣言が続くもとでも、医療従事者の後援会員のみなさんはチラシを配布してくれたり、地域の後援会員のみなさんは声をかけてまわってくださっている。一声一声こそ力。粘り強さに学んで、私もがんばります。

 【今日の句】国民を 見放す政治よ さようなら

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畠山和也
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