五輪をどう改革するか

五輪をどう改革するか                        2021/08/04 コロナ禍で強行開催されている五輪、「ぼったくり男爵」と批判されたバッハIOC会長、五輪やIOCはこのままでは駄目だという認識が日本国民にも広く共有されつつある。 私は3つの改革を提案する。 第一は、酷暑の夏には五輪を開催しないことだ。 真夏に五輪を開催するのは、放映権料を支払うテレビ局の都合である。NBCは10回の放映で1兆3千億円を支払うことをIOCと契約しており、このカネが運営費の大部分を賄うために、局の意向に沿わざるをえないのである。 テレビ局は、視聴率がとれる花形スポーツが夏休みのときに、穴埋めのために五輪を放映するのである。オリンピックなら視聴率はとれるし、その分CM収入も増えるので採算が合う。 すべては、テレビ放映を中心に回っている。 テレビ放映権の問題で、どうしても夏の開催が動かせないのなら、夏でも涼しい都市(日本では北海道のみ)で開催すべきであり、平均気温30℃以下、湿度50%以下といった基準を設けて、開催都市への立候補要件とすべきである。そうすると、北半球では亜寒帯より寒冷な地域に限定される。南半球では、夏と冬が逆なので多くの都市が候補となりうる。 第二は、IOCと主催都市の力関係である。五輪の主催者は国ではなく、都市である。つまり、東京都であり、日本国ではない。組織委員会は大会の運営を行うために、東京都とJOCが作った組織である。 組織委が財政的に運営が困難になったときには、まずは東京都が補填し、それでも不可能な場続きをみる

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