我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
昨日は千葉県議会として初の試みであった『ちば高校生県議会』が開催されました。
千葉県議会では以前、『ちば中学生県議会』が開催されており、中学生が県議会議員として本会議場にて質疑を行い、担当課長が答弁を行うという形式でした。
市町村議会などでも「子ども議会」という形で行っているかと思います。
しかし、新型コロナウイルス感染症等で中断し、また選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、次代を担う若者が現職の県議会議員との直接の対話を通し、県議会や議員の仕事に対する関心を高め、主権者としての政治参加意識の醸成を図るとともに、議員のなり手不足解消に寄与することを目的として、新しい形で企画することとし、各会派代表者会議にて県議会にてPT(プロジェクトチーム)を立ち上げることとなりました。
PTには各主要会派からメンバーを集い、我が会派からは年代や期数、高校生との親しみやすさ等を考慮し、石川りょう議員をPTメンバーとし、長期にわたって『ちば高校生県議会』の中身が協議され、昨日の初開催にいたりました。
応募した35名の高校生の皆さんが議員となり、模擬議長選挙で議長を決め、設定されたテーマについて委員会形式で議論し、本会議場で委員長報告・採決を行うという、かなり充実した内容でした。
実際に私も見学しましたが、的確に課題を把握をし、積極的に発言する生徒の姿勢や新しい視点の提言に感銘を受けました。
本会議場で行われた委員長報告では「そうだ!」「いいぞ!」などと、千葉県議会さながらのヤジも飛び出し、千葉県議会の明るい未来が垣間見えました。
高校生の皆さん、PTメンバーの議員の皆様、議会事務局の皆様、大変お疲れ様でした!
なり手不足が深刻化している地方議会ですが、メディアの取材で「議員になりたいと思った」というコメントを聞き、嬉しくなりました。
実際に議場で経験することにより、仕事内容を理解していただけると思うので、来年度以降、実施が決まればぜひとも多くの高校生に参加していただきたいと思います。
『ちば高校生県議会』初開催
