【千葉県県立学校】4月いっぱい休校に変更となりました。

こんにちは、千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

千葉県の県立学校160校の新学期対応に関して、本日森田知事が臨時の記者会見を開きました。

森田知事は県立学校に関して4月いっぱい休校とすることを決めたことを明らかにしました。

県立学校の新学期の開始について、千葉県は集団感染が起きた東庄町の障害者福祉施設周辺の地域の県立学校13校を除いて、6日以降、順次、新学期を始めることとしていましたが、千葉県内では新型コロナウイルスの新たな感染者が3日は20人、4日は25人確認され、感染が拡大していることから、千葉県は全ての県立学校で今月(4月)いっぱい休校とすることを決めたものです。


始業式と入学式は規模を縮小し予定通り行うとしており、特別支援学校については保護者の希望に応じて受け入れも検討することとしています。

 

SNS等はじめ電話やメール等で千葉県が県立学校再開の発表をしてから、この間、多くの保護者の皆様から休校を求める声が届きまして、賛否両論ではあったものの、私自身として、千葉県教育委員会に延期を求める皆様の声を届けて、ほぼ一日中、千葉県教育委員会に電話で協議を続け、市川市・近辺の県立学校においても再開を見直すべきではないか、とも伝えていたので、安堵しています。

 

私が千葉県議会の教育を管轄する文教常任委員会に所属している関係もあり、同期で委員長を務めている小路文教常任委員会委員長にもご相談させていただき、小路県議にも一緒に働きかけをしていただきました。

千葉県教育庁、森田知事のご判断に感謝いたします。

 

そして、市町村立学校についてですが、こちらに関してはまだまだご連絡が届いているところです。

 

「県立学校というのは小中学校も含まれますか?」

「小中学校はなぜ延期にならないのですか?」

 

などというご質問が続々と来ているのですが、以前お伝えさせていただきましたが、市町村立小学校に関しては、千葉県が判断することではなく、「市町教育委員会」つまり、市町村が判断することとなっております。

そのため、千葉県内でも休校や再開に関して市町村によって小中学校の再開・休校等の対応が分かれているわけです。

 

「我孫子市の小中学校も休校対応してほしい」という声が私のもとに数十件単位で来ておりますが、もちろん関係者にお話しさせていただいております。

ただ、ご理解いただきたいのは市のことに関して最後に決断するのは市長、市教育委員会となります。

その行政判断をチェックする機関として市議会があり、我孫子市には24名の市議会議員がおります。

私自身も懇意にしている市議会議員複数にご連絡をさせていただいている状況です。

教育に関しては私は県議という立場のために仕事対象が県立学校となり、県議の私が市議会で議論をすることもできません。同じ政治とはいえ、国、県、市町村とどうしても役割が異なってしまいます。

 

市のことを決めるために市長がおり、チェックするために市議会議員がおり、市長も市議も選挙で選ばれております。

 

皆様が投票された方にも働きかけをしていくことがとても大切だと思います。私自身も引き続き、皆様の声を聞き、そして、市民の皆様が納得いくような情報提供を呼び掛けていきます。