【一般質問⑥・⑦】コブハクチョウによる農作物被害防止対策/道路の安全対策

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

土日は地元我孫子市にて活動をしております。

この様子は明日、ブログにてお伝えすることとし、私が行った一般質問の内容(本日で最後)を2項目お伝えしたいと思います。

 

今日のブログでは『手賀沼に生息するコブハクチョウによる農作物被害対策』『道路の安全対策』についてです。

 

※新型コロナウイルス感染症拡大防止策のため、自席でも起立せずに発言をします。

 

千葉県が2020年2月に行った手賀沼に生息するコブハクチョウの観察個体数は168で、特に印西市の発作橋付近では、114羽確認され、その他少数個体が広範囲で生息しています。また、定期的に給餌が行われており、人による給餌により個体数が増えて生態系への影響が出ることも懸念されます。

 

特にここ2~3年は農家からの被害報告が非常に多い状況です。コブハクチョウは稲の上っ面や稲自体を食害し、実のついた稲穂を食害することにより被害が出ています。

我孫子市における被害面積は、平成30年度は10a、令和元年度は32a、令和2年度は調査中ですが、昨年より圃場への侵入箇所が広範囲になっていることから被害が深刻になることも懸念されます。 

我孫子市では令和元年度は市職員が連日ロープ等で圃場から追い出したり防鳥ネットを設置するなど様々な対策を実施しているものの農作物被害の抑制には至っていません。

 

水野ゆうき質問:我孫子市と同様の被害を受けている柏市、印西市、白井市を含む手賀沼周辺4市においてコブハクチョウが生息する手賀沼を管理する千葉県に対し、被害状況や各市の対応状況を踏まえ総合的な対策を要請し、県と4市で協議を重ねているが決定的な対応策は出ていない。

手賀沼周辺に生息するコブハクチョウによる農業被害の防止に向けて、県は、手賀沼周辺の四市とともに、どのように取り組んでいるのか。

 

環境生活部長答弁:

手賀沼周辺の柏市・我孫子市・印西市・白井市との打合せの場を設置し、農業被害への対策について検討を進めている。

2回の生息状況調査や国及び有識者からのヒアリング、県内外の自治体における対策事例の調査などを行うとともに、水田からの追払い等の対策にあたり市からの捕獲申請に対して許可を行うなどの対応を行っているところ。

県としては引き続き、四市の意向を聞きながら、より効果的な対策の実施について協議するなど、円滑に農業被害対策が進むよう連携して取り組んでいく。

 
  

 

水野ゆうきの要望

市単独で対策を講じていても、対処療法に過ぎない。手賀沼を維持管理する県と被害を受けている手賀沼周辺4市が協力しあって、知恵を出し合いながら連携して対策していく必要がある。

今後は手賀沼4市としっかりと連携して県が主体的に取り組むことを強く要望する!

 

 

『道路の交通安全対策』

 

千葉県内における交通事故発生件数は令和元年は16,476件発生し、全国ワースト9位という状況です。

交通事故の主な発生区分は交差点が44%で7,221件。交差点付近まで含めると約60%の10,239件となります。特に高齢者の交通事故では、死亡者数172人のうち52%にあたる90人が65歳以上と約半数を占めており、高齢者が関わる死亡事故を防ぐための交通安全対策が重要な課題です。

すでに設置されている横断歩道や「止まれ」等の路面標示が消えかかっていることによって運転手への注意喚起の効果が薄れているとの声もあり、県内のいたるところに塗り直しが必要となっている横断歩道や路面標示が見受けられ、大変危険な状態であることから、少しでも早く解消し、道路の安全性等の充実を図るために、県警本部に対し、必要な整備・適切な維持管理を要望しました。

 
  

 

【県警本部答弁:令和元年度中の横断歩道の補修実績】

令和元年度中に約2,400箇所の横断歩道を補修したところであり、平成30年度中に実施した県下全横断歩道の一斉点検結果を基に抽出した早急に補修が必要と認める箇所については、補修を終了している。

摩耗は日々進行することから、引き続き摩耗状況の把握に努めながら、横断歩道の維持管理に努める。

 

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以上で、私の一般質問の要約ブログは終わります。

また、明日からは日々の活動ブログに戻ります☆