『あびこ思いやりを広める会』~シニアカー試乗~

台風14号の影響により、関東を中心に発達した雨雲がかかり、断続的に激しい雨が降っており、私も移動中に雨でずぶ濡れになってしまいました☔

 

さて、本日は「あびこ思いやりを広める会」幹事会。

今日は免許返納されたご高齢者の次の乗り物として活用されているシニアカー(国産では現在スズキのみ、スズキの商品名はセニアカー)を試乗しました。

 

 

スズキのご担当者がお越しになり、詳細に説明していただき、我々もたくさん質問いたしました。

「あびこ思いやりを広める会」の会長は90歳!素晴らしいですね。今井県議、椎名市議とともに幹事を務めさせていただいております。

 

 

シニアカーは道路交通法で歩行者扱いなので、基本的には歩道を運転します。

そのため免許証は不要です。

 

時速6キロとゆっくりです。歩行者とほぼ同じ速度となります。コンセントに入れて充電し、充電完了後は約30km分利用できます(ちなみに充電時間は約5時間程度とのこと)。

 

福祉用具扱いなので非課税となりますが、、、

お値段が30~37万円ということで簡単に手が出せる金額ではないので、そこがネックかと思いました。

千葉県では1か月の販売台数は約20台とのことです。

 

 

また、国からの補助金なども一切ないので、高齢化や行政が免許返納を推進している背景なども踏まえ、今井県議と椎名市議とともにご高齢者の「足」の選択肢のひとつとなるためにどのようなことができるかということを知恵を出し合いました。

 

実は6月千葉県議会における私の代表質問において、地域公共交通について取り上げていました。

ご高齢者の免許証の返納を推進する一方で千葉県内における地域交通(バスやタクシーなど)の運転手不足が深刻化しており、移動手段が少なくならざるを得ない状況となってしまうことを懸念しています。

そうした中で、近くに買い物などに出かける際にシニアカーがあると便利です。

千葉県警スとズキで連携をし、免許返納者でシニアカーを購入された方はボディカバーを贈呈しているとのことですが、購入の際に補助制度がないことや、インフラ面では全国的に歩道の整備という課題が生じています。

 

実際に試乗したことで、操作方法やメリット等も把握できましたので、「あびこ思いやりを広める会」でご高齢者の皆様が暮らしやすい地域づくりのお手伝いをしていければと思います。

 

さて、今回、「市民のチカラまつり」で「あびこ思いやりを広める会」もけやきプラザにポスター展示させていただいているのですが、今年は私が作らせていただきました!

 

 

温かみのある配色を意識しながら、人と人のつながりを表すようなデザインをつくってみましたクローバー

 

このように議会活動だけでなく、地域活動にも積極的に参加をして、みんなが仲良く住みやすい我孫子市を目指していきたいと思いますニコニコ