我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
来年3月に千葉県知事選挙が行われます(令和3年3月4日告示
、投開票3月21日)。 森田健作知事が不出馬を表明し、
現在4名の方が立候補を表明されています。
そこで、
多くの方々から私の動きについてお問い合わせやご連絡が殺到して います。
本来であれば、
早い段階で表明するべきだったのかもしれませんが、 私の後援会役員全員ならびに我孫子市はもちろんのこと東葛地域に大変重要な選挙であるために、 て一緒に活動する市議会議員の皆様方と協議し、 この間、丁寧に確認をしていました。
千葉県議会では議員定数94名中、
自民党は単独過半数の53名を有しています。
初当選時に「千葉県議会は自民党であらずんば県議であらず」
と本当に多くの政治関係者から言われ、 実際に入ったらそれ以上でした。
情報提供にも時間的にも内容的にも明らかに差がある。
態度も違う。扱いも違う。
議案説明で出席する職員も違う。
それでも、私は自分の意志と信念を貫き、
どこかの政党会派に誘われても、 どんなに辛くても無所属であり続けました。 なぜなら地方政治は政党政治ではないからです。
地方議員は地域のために、市民県民のために働く。
国の議院内閣制と地方の二元代表制は仕組みが全く異なります。
特定組織に属してしまうと、
政党や上の言いなりで県民が全身全霊をかけて提出された請願など に対して思考停止になってしまいます。 ただ言われた通りに賛否を行うことは真の政治家ではないと思って
います。
私はどこが提出した発議案だろうと、
どういった団体が提出された請願だろうと、 是々非々でひとつひとつ行政に説明を求めたり、調査研究をして、 県民、千葉県のことを思って賛否を決めています。 私の一貫性はここにあります。
だからこそ「無所属」にこだわっています。
私は政党としてではなく、議員も職員も「人と人」
との関係性を大事にしています。 その中で信頼関係を築いてきました。
そしてお陰様でたくさんの政策も前進しています。 一方で残念ながら、最大会派だけを見ている職員もいます。
一部の行政職員があまりに政治的な動きをすることに対して問題視 しています。
現体制が継続すると、
民主主義の根幹である少数意見も含めたあまねく声が県に届きません。 少数の限られた人間で独断でものごとを決定するのではなく、
みんなで話し合って決め、 少数意見も配慮する政治が今の千葉県には必要です。 この体制を変えないと現状を変えるのは非常に困難です。
行政・議会体制を変えるにはどうすべきか。
今回の千葉県知事選挙では一番最初に熊谷俊人千葉市長が立候補を
表明されました。
自民党は当時スポーツ庁長官の鈴木大地氏の擁立に動いておりまし
たが、報道によると森喜朗氏の言及等で断念され、 自民党の千葉県議会議員の関まさゆき氏が立候補を表明され、 自民党から推薦が出ております。
熊谷市長に関しては、
元々これまで政治的にお互いに注目し認めあっており、 出馬に際して様々な政策に関する協議を行い、 市町村に自ら出向いてほしいことや東葛地域に目を向けてほしいこ と、 手賀沼の自然環境保護と活性化などについてつぶさに政策を話し合 いました。 私自身、年下ながらに今抱える課題等に関して苦言を申し上げた部分もありました。
そういった部分も真摯に受け止め、説明もしてくださいました。
そして、私からは首長だからこそ、
地方政治の二元代表制だからこそ、 政党政治はやめていただきたい、ということも申し上げました。 そもそも地方議会内で与党・野党などという言葉は存在するべき
ではありません。
出馬表明される前に話し合った際、
既にあまねく声を聞くために「無所属」で出馬すること、政党から「推薦」や「公認」はもらわないというご判断 されておりました。
たとえ熊谷市長が知事となったとしても地方議会で与野党構造はあ
り得ず、 私は自分が応援したからといって知事与党などということもあり得 ません。 これまでもそうでした。
議会では是々非々です。
それが本来あるべき姿です。
まずはこんな大切な時期だからこそ、発信力のあるリーダーにし、
県政を変えなくてはならない、そしてどこの政党であろうと、 無所属であろうと平等に当選してきた議員を公平に扱う行政でなく てはならない、 この思いで熊谷俊人氏と完全無所属の私は県政チェンジに邁進する ことを決めました。
残念ながら政争で支援表明ができない政治家もいます。
怖くてネットにアップできない政治家もいます。
私はご本人としっかりと話しながら進めていきたいと思って
います。
最終的に投票するのは県民の皆様です。
これから繰り広げられる政策論争にてしっかりと見極めていただき
、皆様がお持ちの貴重な一票を決して無駄にすることなく、 千葉県の明日は皆様の手で決めてください。