議会が設置した特別委員会(百条委員会)で「ラブホ問題」を徹底解明してもらうことが最も正しい選択?

2025年11月5日:パート2 20時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。 先日の「ぐんまマラソン」後の後遺症(足の痛み)も、かなり回復した。(よしっ)このブログを書き終わったら、バーベルを使った「無理のない筋トレ」をやる。 その前に、「前橋市長ラブホ問題」の続編を綴る。先ずは、次の2つの事実を、改めて明確にしておきたい。 ひとつ目。今回の小川市長をめぐる醜聞が発覚する前までは、知事である自分にとって「県が前橋市で展開中の(又は着手を予定している)数々の事業を成功裡に進めるためのベストシナリオ」は、小川市長との信頼関係を築くことだった。 当然のことながら、市長には市長の立場や考え方がある。県と前橋市のトップ同士が「腹を割って話せる関係」を構築することで、必ずウィンウィンの状況を作れると信じていた。 その証拠に、(過去のブログでも触れたが)今回の事件が起こる前まで、自らの後援会の集まりや記者会見、このブログでも、小川市長の悪口を言ったことは、(恐らく)一度もない。 その自分が、小川市長を「無理やり失脚させるための画策」などという、非効率で面倒なことをやるわけがないではないか!(笑) ふたつ目。そもそも、小川市長自身にこんなスキャンダルが持ち上がることなど、全くの想定外だった。当然、次の市長のことなど、考えたこともなかった。 知事の立場としては、一刻も早く「出直し選挙」をやって、前橋市政を刷新して欲しいと願ってはいるものの、次の市長になって欲しい人の「具体的な顔や名前」など、頭の片隅にもない! 上述した2点を述べた上で、このブログを書き進めていく。 今月の初め、静岡県伊東市の田久保真紀 市長が、2度目の不信任決議案の議決を受けて失職した。細かい経緯には触れないが、このニュースを見て、「やっぱり、伊東市民の皆さんには良識がある!」と感じた。(安堵) 特筆すべきは、2元民主制の両輪の1つである議会の権限を最大限に駆使しつつ、チェスのゲームのように、田久保市長を追い込んでいった議会の見事な対応だった。市民の期待に応え、議会の矜持を示したことには、同じ政治家として敬意を表したい。 え?もちろん、前橋市民の皆さんには、伊東市民と同様の(いやそれ以上の)「良識」があると信じている。事実、前橋市議会には、優秀な人材が多い。 ちなみに、過去のブログでも触れたが、田久保前市長の動向には、あまり興味がない。群馬県政にも、県民にも、何の影響も与えないからだ。 が、それにしても、今回の経歴詐称問題をめぐる田久保前市長の対応には、首を捻るばかりだ。 だって、そうでしょう?!市民が本当に怒ったのは、「中退を卒業」と誤魔化しただけの経歴詐称それ自体ではない。問題発覚後も、前市長が、頑なにウソをつき続けたことなのだ。 この醜聞に関する報道が広がる中で、大多数の伊東市民の心の中に、「こんな見え透いたウソをつき続ける人に、市長を任せてもいいのか?」という疑問が湧き上がった。その民意が市議会を動かし、2度の不信任決議可決に繋がったのだ。 例えば、ご本人が「実は大学を中退していた」ことをスッパ抜かれた際、その事実を潔く認め、「本当は卒業していないのに、ちょっと見栄を張ってしまいました。ごめんなさい!心から反省して、その分、地元のために頑張ります!」と言っていれば、この話がここまで大きくなることはなかったはずだ!! ブログ読者の皆さん、そうは思いませんか?! 驚いたのは、この問題が明らかになった後、田久保前市長が「中退していた」事実を隠すため、わざわざ卒業証明書なるものまで偽造(?)して、議長にちらっと見せていたことだ!(ガクッx10) 田久保前市長が、6歳児と呼ばれる山本一太でさえ「バレるに決まっている」と分かる浅はかな行動をした理由は「謎」としか言いようがない。(???) 続きをみる

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