スケボーパーク誘致へ

公園や商店街、河川周辺で若者らがスケートボードの練習にいそしむ姿をしばしば見かけるようになった。東京オリンピックの新競技・スケートボードで日本は、4種目で金3個、銀1個、銅1個とメダルを量産。メダルの史上最年少記録でも私たちを驚かせた。

さて、スケボー人気を背景に名古屋市内でもスケボーパークの整備が進んでいる。

■　スケボーパーク(名古屋市)

〇　庄内緑地公園スケートパーク(西区山田町上小田井)

〇　若宮公園スケートパーク(中区大須3丁目)

一方で公園内や路上、河川敷等でスケボーをする若者が増え、各地でトラブルも増えてきた。中には、商店敷地内の路面を傷つけたり、商店街のシャッターを壊したり、深夜に公園でスケボーを行うことで騒音が問題化した地域もある。公園内や商店前に「スケートボードお断り」などの看板も目立ってきた。

そのような中、人口減少が進む学区の中には、若者を街に呼び込もうと、スケボーパークの誘致を計画する地域が出てきた。私も話し合いの中に入り、該当学区と意見交換を重ね、候補地の選定を進めている。設置場所が決まり次第、住民説明・整備を行い、学区等で運営を行うことも視野に入れる。

都市内過疎が進む街の挑戦。しっかりと行く末を見守りたい。