山崎水処理センター改築事業説明会

IMG_3914山崎水処理センター(名古屋市南区忠次)改築事業説明会が行われた11月19日(土)午前、私も地元のひとりとして、会場である豊田小学校体育館に出かけた。会場に集まっていた人は近隣住民の皆様10数人ほど。午後にも説明会が行われる。

■ 山崎水処理センター改築事業の概要
山崎水処理センターは昭和35年に千種区、昭和区、瑞穂区、港区、南区の各一部で発生する下水処理を開始して以降、すでに60年以上が経過している。施設の老朽化のほか、ずいぶん改善が進んだものの下水処理過程から発生する悪臭問題が依然残るなど、課題が山積している。

グループ化そのような中、山崎水処理センターに併設する汚泥焼却炉が空見スラッジリサイクルセンターに移転するため、その跡地を活用して山崎水処理センターを改築する。その際、堀留水処理センター(中区)、熱田水処理センター(熱田区)、伝馬町水処理センター(瑞穂区)を廃止し山崎水処理センターに集約化することから住民説明会を行ったもの。

■ 改築に伴う周辺への配慮
従来、近隣住民に多大な悪臭被害を与えてきた反省を踏まえ、これまで行ってきた覆蓋(ふくがい)・脱臭設備に加え、さらに全体を建物で覆う「二重覆蓋構造」に改築することにより、臭気が外部に漏れないよう配慮する。、あた、高度処理を導入し多くの窒素やリンを取り除くことで、山崎川への放流水質を改善する。

■ 改築事業説明会での住民意見
1. 水処理センターが現在の西側に移転改築した後、従来の場所(東地区)はどうなるのか。
 →従来の水処理センターは機能を停止する。ポンプ機能は残す。
2. 汚泥焼却炉はどうなるるのか。
 →空見スラッジリサイクルセンターが完成したのち、汚泥焼却炉は廃止・撤去。新たな水処理センターが建設される。
3. 新たな水処理センターの上部空間の利用とは。
 →柴田水処理センターと同様、山崎水処理センターにおいても上部空間の利用が可能となる。
4. 災害時の避難場所として水処理センターを利用することは可能か。
 →そういったことも想定している。
5. 内水氾濫対策を進めてほしい。
 →進めていく。
6. 堀留、熱田、伝馬水処理センター跡地はどうなるのか。
 →水処理センター機能はなくなるが、一定、ポンプ機能は残る。

■ 事業スケジュール
山崎水処理センター改築事業は令和8年度から開始。
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横井利明
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