(仮称)鳥栖公園づくり検討会

地域にお住まいの方が、将来にわたって(仮称)鳥栖公園を「身近で、愛着の持てる公園」と感じられるよう計画段階から公園づくりに参加していただき、意見を反映させながら公園整備を進め、公園の計画案を作成する「公園づくり検討会」が開催されている。

最終回となった第4回公園づくり検討会に私も参加させていただいたが、小さな公園が学区の東端にちょこんとあるだけの学区でもあり、それだけに住民の期待が極めて高く、さまざまなご意見交換が活発におこなわれた。地域住民の皆様の公園に対する思いの強さとともに、関心の高さをうかがわせた。

さて「公園づくり検討会」では、民間のコンサルの方が進行役となり、住民の方々のご意見が活発に出されるよう、一方で、対立するご意見を調整しながら取りまとめを行っていた。一方で、参加する地域住民20人のご意見を尊重するあまり、「あれもこれもなんでも公園」になってしまい、全体として余裕がなく窮屈な公園となった感は否めなかった。

そこで第3回検討会の後、急きょ地域住民だけで会議を計画。さまざま出されていた住民の意見を住民同士で議論しながら集約。最終案は子どもたちがキャッチボールをしたりサッカーをしたりすることができる空間を公園内に生み出すことに成功。のびのびと遊ぶことができる公園の実現にこぎつけるとともに、すっきりとした公園計画に収れんさせた。

今後、住民意見をもとに令和5年度予算案を取りまとめ、議決の後に、令和5年度末には住民待望の(仮称)鳥栖公園が誕生する。