高木(こうぼく)の中からハンガー100本以上が…

IMG_4108台風等で神社の高木が倒壊し、近隣住宅に被害を及ぼす事例が少なくない。そこで、地元の神社では20m近くに成長した神社のクスノキ数本の高さを10m以下となるよう、また、他の樹木も7~8m程度の高さとなるよう大幅に剪定した。

すると、剪定したクスノキの二股や三股に分かれている枝の間から、針金ハンガーでつくられたカラスの巣が数多く出てきた。その数150本程度。すべてカラスの巣であることは容易に想像がつくが、ひとつの巣でハンガーを50本程度使っており、かなり頑丈に作られていた。きっとカラスにとって針金ハンガーは、頑丈な巣を作るために欠かせない「建築資材」なのだろう。

カラスの巣を観察すると、針金ハンガーばかりでプラスティックハンガーが一つもないことに気づく。カラスの巣をつくらせないためには家庭のハンガーをプラスティックにするといいのかもしれない。また、針金ハンガーを使っている家庭は、屋外に置きっぱなしにしない方がいいのかもしれない。いずれにしても、定期的な剪定がカラス対策には効果的だろう。ごみをつついたりするなどカラス被害が多発する中、カラスが繁殖しにくい環境づくりを検討しなければ。
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横井利明
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