学区連絡協議会の存在意義をいかにつないでいくべきか

「ヨコイさん、今年度の学区連絡協議会主催の行事は全部中止になった。」と学区の役員さんから。

「えっ?さ、3月までですか?」とヨコイ

「そう3月まで。」「三密を避けながら学区の行事をおこなうのは困難だ。」と学区の役員さん。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、今、次々と学区主催行事が中止になっている。8月の「盆踊り」、9月の「敬老会」、10月の「運動会」や「学区祭礼」、「コミセンまつり」「防災訓練」など。今日まで、学区の方々の絆を深めるのに欠かすことのできなかった地域のイベントがなくなることで、従来築いてきた「助け合いの輪」「子どもたちの見守り」「健康的なまちづくり」などが崖っぷちに立たされている。

しかし、学区役員さんはもっと先の不安を感じている。それは学区連絡協議会が主催する行事への理解や学区連絡協議会の存在意義。すでに半年も学区の行事が行われていない中、地域でも学区連絡協議会への意識が薄らぎつつあるだけでなく、行事がないことへの慣れのようなものも出始めている。

「一度、学区連絡協議会の行事をやめてしまうと、2度とできないんじゃないか。」「学区行事がなくても全く困らないと地域住民が言い出したらどうなってしまうんだろう。」これら学区の役員さん方の心配は決して杞憂ではなく、今や現実になりつつある。

今日までまちの助け合いの輪づくりに一役買ってきた学区連絡協議会のさまざまな行事。新型コロナウイルス感染症が拡大する中であっても、いかにして今日まで培ってきた絆をつないでいくのか学区は岐路に立たされている。
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横井利明
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