藤川政人自民党愛知県連会長あてに、自由民主党二階俊博幹事長・甘利明選挙対策委員長の連名で、「選挙区支部規約準則」第四条第四項および「第48回総選挙後の選挙区支部長・衆議院比例区支部長選任基本方針」に基づき、薬師寺道代氏を選挙区支部長として選任する旨の通知が届いた。
自由民主党では、選挙区支部長=衆議院議員候補者とされており、次期総選挙では、愛知県第二選挙区支部から自由民主党公認候補者として衆議院選挙に出馬することが事実上内定したことになる。
従来より、薬師寺道代氏は市民派議員として国政で活躍してきたこともあり、支援者の中には自民党入りに対して複雑な心境を述べる人も少なくない。また、自民党内でも従来の政治姿勢に対し批判的な意見を申し述べる人も少なくないのも事実。一方で、安倍晋三総裁が進める憲法改正を支持してきた経緯から、総裁とは密接な関係を築いており、党本部における薬師寺氏に対する期待は大きい。
ただ、第二選挙区には、野田内閣で国家戦略担当大臣兼内閣府特命担当大臣をつとめた国民民主党代表代行の古川元久衆議院議員(8期)が知名度、人望の厚さから強力な選挙地盤を築いており、非常に厳しい選挙が予想されている。薬師寺道代氏も有為な人材であることに揺らぎはなく、次期衆議院選挙で議席を奪還できるよう地方議員や党員の皆様、支援者の方々ともいい環境を築いていただきたいもの。