人流が減少したわけでもなく、人々の意識が急激に変化したわけでもない。しかし、急激に減少する新型コロナウイルス感染症新規感染者数。どんなメカニズムで、感染が拡大したり収束したりするのか。全く分からない。
■ 政府コロナ分科会の尾身茂会長が示した「第5波」減少の理由
1. 一般市民の感染対策強化
2. 人流、特に夜間の滞留人口減少
3. ワクチン接種率の向上
4. 医療機関・高齢者施設での感染者の減少
5. 気象の要因
しかし、尾身茂会長の説明もなかなか理解しにくい。ただ、ここへきて、感染症の専門家の方から「個人的な見解だが」と前置きしたうえで、「新型コロナ患者の急速な減少は、中国におけるSARSの急激な収束とよく似ている。感染拡大防止の取り組みをおろそかにしてはいけないが、もしかすると、このまま収束するのではないか。」といったご意見をうかがった。
もちろん、新型コロナの「自壊メカニズム」というのは期待を込めてのひとつの見解にすぎないが、歴史上、さまざまなコロナウイルス感染症が突然収束していったメカニズムについても研究が進んでいくことを期待したい。
■ 新規感染者数(名古屋市)
8月27日(金) 1,139人
8月28日(土) 717人
8月29日(日) 449人
8月30日(月) 617人
8月31日(火) 637人
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10月1日(金) 38人
10月2日(土) 27人
10月3日(日) 31人
10月4日(月) 10人
10月5日(火) 18人
10月6日(水) 39人