本日は母校・津田塾大学(国際関係・2005年卒)の総合政策学部にて講義を行いました。
総合政策学部ですので、千駄ヶ谷キャンパスです。
※津田塾大学は女子大です。
キャリア教育授業で、私のキャリアや人生観、後輩の皆さんへのアドバイスを私の大好きなゲーム「ドラクエ」と「漫画」を織り交ぜながら講義を進めました。
津田塾大学は、赤松良子先生(元文部大臣)や森山眞弓先生(元法務大臣)、山中燁子先生、田嶋陽子先生など、女性政治家を多く輩出している女子大でもあり、今でも政治分野の女性比率は少ないですが、今よりももっともっと女性政治家が少なかった時代から、その道を切り開いてくださった先輩方がいます。
津田梅子女史の生き方に憧れて入学する学生も少なくありません。
私自身はもともと父の転勤で米国・ロスに在住し、帰国後、茗渓学園⇒津田塾大学⇒民間企業⇒我孫子市議⇒千葉県議という人生を送ってきていますが、その人生はまさに「挑戦」と「感謝」の連続。
ドラクエの主人公は最初はレベル1からスタートし、闘いながら強くなって、仲間をつくって様々な苦難を乗り越えながら、進めていくRPG。
無理ゲーだと思っていた私の市議選や県議選も本人の確固たる信条・熱意・政策があれば、気持ちは伝わる、そして仲間が増えていく、挑戦に失敗しても仲間が助けてくれる、という話をしました。
私が市議に出馬した時は政党入れ替え以外の新人は私1人でしたし、県議選も大政党を前にして、圧倒的不利で「落ちる」と言われ続けました。
しかし、結果は違いました。
人は見ていないようで、よーーーーく見てくれています。
そして、私が大好きな漫画「葬送のフリーレン」のヒンメルが言った言葉
「ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。
きっとそれだけで十分なんだ。」
大きなことを成し遂げる必要はなくて、
例えば、私が視覚障がいのある方からここに点字ブロックがないと困るのでなんとかしてほしい、と承った際、
それを実現したことで、その人の人生はほんのちょっとかもしれないですが、良い方向に変わりますよね。
どのような仕事に就いても社会や人にちょっとでも貢献していくことの大切さを伝えました。
そして、親や親戚に政治家がいない、なんでもない私が政党に属せず、無所属で県議会議員として活動することができる時代になったんです。
そして、私が初当選した頃は、政党に属さない・若い・女性の私は珍しい存在でしたが、今の県議会ではそうではありません。
須永議員や石川議員という大切な無所属仲間ができました。
今は誰もがなんにでもなれます。
若いときはちょっと失敗したっていいじゃない。
でもその時に助けてもらえる仲間を作ろう!
そんな講義をしました。
嬉しいことに後輩たちが講義後に
「全人類の中で聞いたお話しで一番感動しました!!」
と泣きながら駆け寄ってきてくれ、あまりにも大袈裟なお褒めの言葉に思わず笑みがこぼれましたが、私の講義が後輩たちの心に響いてくれたことが、素直に嬉しかったです!
多くの大学で講義のご依頼を頂戴しますが、母校は特に思い入れが強くなってしまいます。
私は津田塾大学のロールモデルに選んでいただいております