道生連(北海道生活と健康を守る会連合会)第50回定期大会が開かれ、党道委員会を代表して来賓出席。「困ったときの道生連」に、どれだけ多くの方が救われたことでしょう。大会成功と今後の発展を、心から願って連帯あいさつをおこないました。「私が道生連に入った1975年当時、女性の障害者に『妊娠してはいけない』と福祉事務所が平気で言っていた時代でした」と三浦誠一会長。最高裁で先日、旧優生保護法が憲法違反と判決が出されたことに触れ、当事者が声を上げて勝ち取った「本当にうれしい成果」と強調されたのです。「障害者・女性・生活保護受給者に、蔑視や差別がありました。今もあります。当事者が胸を張って生きられるような運動をしていきましょう」との呼びかけに、私も心から同意。道生連がなかったら、さらに冷たく殺伐とした国となっていたかもしれません。人間の尊厳をかけた朝日訴訟に全国で連帯し、札幌では母子餓死事件に対する運動、眼内レンズの保険適用や生活保護母子加算の復活など、命と健康を守る「砦」となってきた道生連。社会保障を削りながら軍事費を増やす岸田政権のもとで、引き続き大きな役割を担うことになります。生活保護費引き下げの中止を求める「新・人間裁判」は、全国での勝訴が18にも上っています。裁判にも勝利し、選挙でも勝利して、誰もが安心してくらせる日本へ。私も力を尽くす決意を添えて、あいさつとしました。夜には北商連・岡田義輝会長(全商連副会長)と井上元美事務局長とで、Xスペース企画「商売の苦労を語る会」。食堂を営む両親のもとで育った私にとって、小さいころから商売の苦労は身に沁みてきただけに、大企業ばかりが優遇される政治は変えたいと心から思うのです。コロナ禍や物価高に加えてインボイスや重い税・保険料など、岸田政権の中小・零細企業や個人事業主・フリーランスいじめがひどすぎる。今日もリアルな実態が語られて、最後は自民党政治を変えて商売を守ろうとの話にまとまりました。私のXから録音を聞けますので、ぜひお聞きください。明日は党創立記念講演も14時からおこなわれます。大学生・高校生の利用が多い、事務所近くの地下鉄駅前でも宣伝しました。田村智子委員長が、行きづまった自民党政治をどう変えるかや、資本主義の先にある「人間の自由」が花開く社会=社会主義・共産主義について縦横に語ります。日本共産党ホームページから、リンクをたどっていけば聞くことができます。知人・友人にもお広げください。私は同時刻に行われる原発・核ごみ問題シンポジウム(岩内町)にて進行役としてお邪魔しますので、後ほど聞くことにします。【今日の句】困ってる声を 政府が受け止めて