現代を読み解く「資本論」

 昼の地震に驚かれた方も多かったでしょう。厳寒時の自然災害の怖さとともに、やっぱり原発は撤退をと強く訴えたい。さて、今日は学びの1日。オンラインで党の学習交流会もあり、世界で広がる「資本論」ムーブメントを日本でもと、志位議長からの報告もじっくり聞きました。

 志位議長の「Q&A いま『資本論』がおもしろい」は、お読みになったでしょうか。選挙ドットコムやリハックといったネットメディアで対談テーマとされただけでなく、自衛隊の準機関紙である「朝雲」(11/20号)にも「新刊紹介」で登場しているのです(こちら)。

 ニューヨーク市長選で、米民主党左派で民主的社会主義者(DSA)を掲げるマムダニ氏が勝利したのが先月。DSAが政策や活動の導きの糸にしてきたのが資本論といいます。米国では資本論の新訳も発刊されました。

 最も資本主義が発展し、それだけ矛盾が激しい米国で、資本主義という経済システムを変えようと若い世代の間で模索が広がっています。このムーブメントは、世界でも広がっていくでしょう。もちろん日本でもです。

 資本主義で、生産力は高度に発展しました。同時に、働く人への搾取や恐慌、自然破壊などはくりかえされています。富が一部の資産家などへ集中し、「後は野となれ山となれ」という社会でいいのか。「マルクス・リバイバル」は必然です。

 現代を読み解くうえで、党派や主義主張を問わず「資本論」は避けて通れなくなっているのだと思います。それを日本共産党が語らずして、誰が語るのか。こつこつ読み進めて、新しい社会の姿をいきいきと、私も広げていきたい。

 【今日の句】公正に 社会の富を 国民へ
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畠山和也
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