消費税減税はどこにいった

 消費税法の強行採決から37年。今年もクリスマスに合わせて、消費税廃止各界連絡会のみなさんとの宣伝でした。署名に足を止めて「家族の分も書いていいんですか」と聞く方もいたといいます。

 社会保障の財源と言われ続けてきた消費税。しかし、物価高の影響で消費税負担が増し、治療代などに転嫁できない医療機関では、この消費税が経営の負担になっています。本末転倒です。

 消費税率が上がり続けた一方で、所得税・法人税の減税で高額所得者や富裕層は恩恵を受け続けてきました。中小・零細業者などはインボイス導入により、さらに経営が苦しめられてきました。

 消費税の廃止・減税を掲げた政党は、数年前まで国会では少数でした。しかし、減税を望む声が世論調査で多数になり、夏の参院選では廃止・減税を掲げた党が多数を占めました。チャンスだったはずです。

 維新が自民と連立を組み、消費税減税は棚上げに。公約破りそのものです。食堂を営む親のもとで育った私にとって、消費税の矛盾は身をもって実感してきたもの。もっと世論を広げて、減税を実現する政治に変えようと私からも訴えました。

 【今日の句】クリスマス プレゼントなら 減税を
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畠山和也
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