少しでも見通しが持てるように

 能登半島地震から1ヵ月。あらためて、お悔やみとお見舞いを申し上げます。胸が痛むようなリアルな被害や、今なお不十分な避難所生活の報道に触れて、国として最大限の支援をと強く願うばかりです。救援募金など、私もできることで力を尽くしたい。

 北海道胆振東部地震のときに痛感したのは、被災者のニーズは日が経つにつれ変わっていくし、文字どおり長期的な支援が欠かせないということでした。経験のない災害に見舞われたショックが少し落ち着いても、今後の見通しへの不安などに襲われ、それまでの疲労と合わせて心身を崩す方は少なくないのです。

 自治体職員なども被災しています。当面の住民支援とともに、復興に向けた専門知識・経験も必要だし、何より交代で休めるように、国はじめ全国からの継続した応援を心から願いたい。少しでも見通しが持てることは、今後の力になると思うのです。

 消防の人員不足に触れていた新聞記事があり、北海道も他人事でないと、隅々まで読みました。ただでさえ人口減少が進み、広大な北海道では、すみやかな災害救助の応援は難しい。今回の能登半島地震のように道路の寸断や、津波・猛吹雪が重なれば、なおさら困難です。

 石川県の防災計画については、後日にきちんと検証が必要でしょう。一方で北海道では、道内の各自治体ではどうなのか、見直すことも必要かもしれません。全道的には25%、札幌市でも34%にとどまっている水道管の老朽化対策など、前倒しで進めることも必要では。

 北海道にも引き寄せた活動を、さらに強めたいと思っています。

 【今日の句】国会で 寝てる議員よ 見ているぞ
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畠山和也
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