何度も多喜二に立ち返り

 今日は小樽市の党と後援会による「あおばまつり」。4年ぶりの開催ということもあり、丸山はるみ道議とあいさつにまわると、どこでも笑顔がこぼれます。「直接に顔を合わせるのがいいよね」と、声がかけられました。

 以前は小樽運河近くの広場が会場でしたが、建築工事がおこなわれてるとのことで、市の公園の一角に。この地域に住まわれている方へ事前にあいさつや案内など、準備してきた実行委員会の尽力に感謝です。

 小林多喜二はじめ先輩党員の不屈さとともに、必ず社会は変えられるとの楽観性や前向きさが、小樽の党の伝統。会場の熱気は、まつりを久しぶりに開けたからだけでなく、お一人お一人の明るい姿からも伝わってくるのです。

 私も記念講演のなかで、多喜二の「一九二八年三月十五日」に触れました。日本共産党員が大量に検挙された3・15事件を題材に、私が好きな小説の1つでもあります。

 日本共産党をなくそうとしても、仲間の輪が途切れることはありませんでした。必ず社会は変えられると知っているからこそ、弾圧下でも「こんなことで一々泣いたりほえたりしていた日にゃ、俺たちの運動なんかできるもんでないよ」と、多喜二は書いたのでした。

 小説は、拘置所の壁に「万国の労働者 団結せよ」と刻まれて終わります。小説は終わっても、現実は「続く」でした。こうして新しい仲間が増えていくなかで、日本共産党は101年を迎えたのです。ぜひ党に入って、いっしょに世直しをと呼びかけました。

 手作り食品やリサイクルバザーなどで、会場は大賑わいに。私は途中まででしたが、ステージでは餅まきやアメまき、そして小樽といえば「潮太鼓」と熱気も最高潮。私も元気をもらいました。

 【今日の句】坂の街 登れば見える 海の向こう

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畠山和也
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