早く同性婚の立法を

 3年前の札幌地裁に続き、札幌高裁でも同性婚を認めないのは違憲との画期的判決。報道の範囲ですが、踏み込んだ内容だと思います。問われるのは、立法を抵抗している自民党。早く「結婚の自由をすべての人へ」と、私も力をあわせていきたい。

 札幌地裁では、「法の下の平等」を定めた憲法14条違反と断じられました。加えて今回は、「婚姻の自由」「家族の制度と個人の尊厳」を定めた憲法24条にも反するとされました。婚姻の自由は同性にも保障されているとする、全国初の画期的な判決です。

 誰であれ「好きな人と結婚する」ことができるとともに、異性カップルと同じ権利や法的保障などを同性カップルが受けることに、何の問題があるのでしょう。同じ家族でありながら同性というだけで、パートナーの病気を病院から知らされない、遺族年金も受けられない、住宅でも融資でも差別が存在するなど、あってはならないはずです。

 高裁での初めての違憲判決に加え、今日は東京地裁でも「違憲状態」との判決が出ていますので、司法の判断は明確になってきているように思います。次に問われるのは立法府であり、特に抵抗し続けている自民党の責任は重大です。

 いわゆるG7諸国のなかで唯一、同性婚も選択夫婦別姓も認めず、LGBTQへの差別も野放しの日本。旧統一協会が自民党と結びつき、さらにひどいこととなったのではないか。だから早く自民党政治を変えたい。私もがんばります。

 【今日の句】尊厳と幸せ 保障する国に

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畠山和也
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