数値化できないジェンダーの課題も語り合って

 先ほどX(旧Twitter)での初スペースを終えました。宮内しおり・道2区予定候補と選択的夫婦別姓や性別役割分業、大学や職場での女性差別などを語り合いました。お聞きくださったみなさん、ありがとうございました。

 手元に資料を置いて語り合いながら、寄せられたコメントにも目を通して、また話で触れていく流れ。実際はコメントを見る余裕もなく、いろんな情報を同時に処理する、スペースをされている他の方はすごいなあと素直に思いながらの1時間でした。

 今日の「しんぶん赤旗」では、教育学の立場から「ジェンダー平等を考える」との記事が載っています。3回連載で1回目が法学、2回目は政治学でした。日本の教育分野は、等しく学ぶ環境は形式的に保障されているものの、子どもへの教育期待や教育投資、包括的性教育、家族主義など、数値化できない課題を抱えています。

 小学校の教員は62%が女性なのに、校長では25%に過ぎません。女性が仕事と家事・育児の二重負担を強いられ、忙しい学校現場で管理職は難しい--こういう実態があるのではないか。民間の職場でも、同様だと思います。役員や管理職だけでなく政治家として立候補することも、同じく困難となるでしょう。

 それを解決しないと、いつまでも日本のジェンダー・ギャップ指数は低いまま。宮内さんも自分が体験した差別の一端などを話されましたが、同じような苦しみを抱えている方は多くいるはずです。

 今日のような機会が、ジェンダー平等の世論を広げる一助になればと強く思いました。私も学びや自覚を重ねながら進んでいきたいです。

 なお、次回のスペースは5月2日(木)19:30~で、憲法記念日を前に、神保大地弁護士と平和・人権・憲法などを語り合う予定です。ぜひ、お聞きください。

 【今日の句】伸びしろがあると 自分に言い聞かせ
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畠山和也
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