国が「生活の足」確保に責任を

 今日は千葉なおこ道1区予定候補の地元でもある札幌市南区で、街頭宣伝にまわりました。バス減便に直面している南区で、全国で取り組まれている前向きな施策を紹介しながら、国が公共交通の維持に責任を果たすべきと強調しました。

 先日もジェイ・アール北海道バスが、6月からの減便を発表しました。1月と3月に減便したばかりなのに、さらに今回は最大規模の減便といいます。これまでの支援策の延長では、バス事業者が立ち行かなくなっていくのではないか。とても危機感があります。

 道バス協会で話をうかがった時に、公設民営にまで踏み込んだ話がありました。全国的には松本市や岡山市で実施へと進んでいます。面積が広かったり負担が厳しい自治体には、さらに国の支援を強める必要があります。抜本的な検討を進める時だと、国にも自治体にも訴えたい。

 北海道ではJRも次々と廃線に追い込まれ、高校生の通学など「生活の足」が奪われてきました。車の免許を持てない(持たない)若い世代や高齢者・障害者にとって、鉄路やバスがどれだけ大切なことか。鉄道や水道など公共インフラを次々と民営化していったイギリスでも、再国有化の議論が持ち上がっているといいます。

 イギリスに倣って民営化を進めてきた日本も、根本に立ち返った議論を進めるべき。新幹線の2030年度末札幌延伸を断念したことも契機に、交通予算も大元から見直すことも必要では。広い北海道からこそ、公共交通の重要性を訴えていきます。

 【今日の句】公共を 壊してきたのは どの党だ
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畠山和也
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