初心を思い起こして

 市田忠義副委員長を招き、今日は学びの1日。自民党政治を終わらせるにも、ポスト資本主義の社会へ進むにも、地域・職場・学園で強く大きな日本共産党をつくってこそ。予定候補の活動として、この点でも力を発揮していきたいです。

 自民党政治の断崖絶壁ぶりは、市田さんからも明らかに。しかし、自動的に政治は変わるものでもなく、ましてマスコミなどを通じて財界や政権側の意向が浸透もしていきます。さらに野党共闘や日本共産党への攻撃は、これまでも強められてきました。

 戦前から「国賊」「非国民」とも言われてきたなかで、社会は変わる展望を握っていたからこそ、先輩たちは党をつくり続けることができました。さまざまな活動を通じて、少数精鋭でなく国民多数の力で社会は変えられる道筋も、明らかにしてきました。

 それでも党づくりには、いろんな困難があります。地域・職場・学園でがんばる党員といっしょに打開の道を考え、いっしょに行動していくのが専従である私の役割との自覚や初心を、市田さんの話から思い起こしました。

 学生時代に入党し、学生支部での学習はじめ親身な援助をしてくださった専従職員がいたからこそ、今の私があります。そもそも日本共産党を応援する家で育ったわけではないし、専従職員が自分の生きる道だとは考えもしませんでした。

 しかし、子どもたちが健やかに育つ社会にするには政治を変える必要を痛感していたし、専従の誘いを受けたときには悩みに悩みました。親からは猛反対され、いばらの道に進むイメージしか持てないまま専従職員になったものでした。

 学生時代に学んだなかで、最も関心があったのが党建設でした。学生自治会の活動をしながら支部長を務め、多くの学生の力を集めることの大変さを実感もしました。それだけに、大学で数年ぶりに学生大会を成立できた時は、仲間と喜びあったものでした。

 そんな初心を思い起こした市田さんの話でした。明日もがんばりたい。

 【今日の句】学びこそ 変える力と 意思になり
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畠山和也
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