軍事大国へと進んでいいのか

 全国各地で11日から始まった日米共同訓練。北海道には今日、オスプレイが飛来しました。道憲法共同センターが呼びかけた緊急の抗議行動に私も参加し、米軍と一体にたたかう自衛隊として「戦争する国づくり」は許さないと訴えました。

 道憲法共同センターの小室正範事務局長、戦争させない市民の風・北海道の山口たか共同代表もマイクを握りました。訓練中止を求めるシュプレヒコールには、バス車内からの注目も。報道各社も取材もありました。

 米空軍オスプレイが鹿児島県屋久島沖で墜落し、乗員8人が亡くなったのが2023年。このような事故が相次ぎ、米国では「未亡人製造機(widow maker)」の異名もつけられました。不安はぬぐえません。

 そもそも10年前に安保法制が強行成立させられ、それ以降は日本の大軍拡と、自衛隊と米軍の一体化が進みました。一体化といっても、米軍の指揮下に自衛隊が入るというのが実態です。

 その流れでおこなわれる今回の訓練は、規模の面でも過去最大。まさに質量ともに「戦争する国づくり」の一環ではないのか。この点の指摘は、報道でも弱いと思います。

 軍事には軍事でと対抗していけば、歯止めが利かなくなります。アジアの平和を望む世論や外交が東南アジアで強まっている今、日本が進む道は軍事大国ではなく、外交・協調の道ではないのか。

 戦争につながる訓練はやめよ。引き続き声をあげていきたい。

 【今日の句】軍拡は変わらぬ 自民総裁選

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畠山和也
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