不安が続く今だからこそ

 道南地方はじめ各地で避難指示や大雨警報が出され、お隣の青森県では被害も出てきています。コロナ禍もあわせて「お困りごとは日本共産党へご連絡を」と訴えてまわった木古内町・知内町・上ノ国町。相沢梢・木古内町義、川島忠治・上ノ国町議が同行してくださいました。

 昨夜から函館市では避難指示も出され、特に旧戸井町・南茅部町など旧函館市と合併した地域では土砂災害の心配もあり、住民のみなさんも今なお不安が続いていることと思います。SNSに馴染みがない高齢者が多くいる地域だからこそ、地域のつながりが大事なのだと痛感します。

 鈴木慎也・木古内町長さんとの話も、やっぱり今日の天気から。地方自治体が住民の命を守る最前線だけに、その緊張感は私が思う以上のものがあります。加えてコロナ禍のもと、木古内町では農家支援と住民支援を兼ねて、1人あたり3合の地元産米を配布したとのこと。鈴木町長さんから、すべての町民が安心して暮らせるようにとの熱い思いを聞かせていただきました。しっかり国政にも反映していきたい。

 雨が強くなったり弱くなったりするなかでも街頭演説に取り組み、聞いてくださった方から「雨降りなのにご苦労さま」と声をかけていただいたり、すれ違う車の中から手を振ってくださる方もいて本当にありがたい。明日の天気は変えられなくても、明日の政治は変えられる-ーとの思いを込めて、私も力を込めました。

 合間に町の酒屋さんにも足を運びました。ただでさえ飲食店での酒類提供量が減って、先行きが見通せなくなっています。率直に「いつ店を閉じようかと考えている」と語られる方もいて、力を合わせてがんばりますと述べるなかで「もう少し、がんばってみるよ」と語られる笑顔が胸に残りました。少しでも力になれるよう、役割を果たしたいとの思いが強まります。

 上ノ国町では川島町議のお宅で、感染防止に気をつけながらの「つどい」。上ノ国町は2年前に党議員空白を克服し、その後も党派や支持政党の違いを超えて、川島町議に相談が相次いでいるといいます。公営入浴施設でシャワーが15秒で止まることまで取り上げ、実際に町長さんも「これでは高齢者にとって短い」との思いに至り、30秒に伸ばせたとの話には、まさに草の根の党としての本領発揮と痛感しました。

 これだけの信頼を党が集める一方で、私自身は広い道内が選挙区になるので、お会いできない方が圧倒的に多い。来てくださった方に目を向けて「何としても勝利へ、力を貸してください」と呼びかけました。うなずいて聞いてくださる方の姿が本当に嬉しいです。

 道内各地では、まだ雨にかかわる警報が出ている地域があります。お気をつけください。私は明日も元気に訴えます。

 【今日の句】寄り添うの 意味を感じた この日こそ 

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畠山和也
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