2019年12月22日 県のアドレスにこんな趣旨のメールが届いたと聞いた。 「山本一太知事は、はしゃいで、調子に乗っている。我々、70代以上の人間からはそう見える。先ずは2、3年、大人しく様子を見て、それから色々なことを始めるべきだ!」 この話を耳にして、知事選挙の前に会ったある経営者の言葉を思い出した。その人物は、現職知事の再選を望む勢力との「話し合いによる禅譲」という手段を取らなかったことを散々、なじった上で、こう言い放った。 「あのね、群馬県は今のままで十分、うまくいっている。何の問題もない!まあ、選挙になれば、あなたは強いだろう。でも、もし知事になるようなことがあったら、県民には、表面だけ『こう変えた』とPRすればいい!実際は何も変えずに、今の知事の政策を全部、踏襲すればいいじゃないか!」 この人物のこのセリフは、生涯、忘れない。「なるほど、これが既得権益を守りたい人たちの本音なのか!」と思った。 「群馬県は全てがうまくいっている!」「将来には何の不安もない!」という言葉が真っ赤なウソだったことは、この5ヶ月間でよく分かった。こうした人々が、「なぜ、山本一太を知事にしたくなかったのか」も。これ以上、細かいことは(今は)言わない。 冒頭のメールに対する率直な感想を述べる。先ず、この人物の見方が「70代以上の県民の認識」だとは全く思っていない。(笑)7月の知事選でも、「山本一太に対する70歳以上の有権者からの支持」は(男女とも)圧倒的だった。6年前の参院選も(恐らく)傾向は同じだろう。 そもそも、自分は、はしゃいでもいないし、調子にも乗っていない!(笑)就任早々から、CSF問題への対応や災害対策を含む難問に次々と直面した。そうした試練を1つ1つ乗り越えて、ようやくここまでたどり着いたのだ。こ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』