付箋に書かれたメッセージ

 雪のなかでも鉄路存続を求める「いちの日」行動。小室まさのり道議予定候補(札幌北区)から始まり、篠原暁・沼田町議や青柳茂行・新得町議、安全問題研究会の地脇聖孝さんがオンラインにて登場・スピーチ。足を止めて話を聞いてくださる方もいました。

 私からも先日、沼田町での葬儀の際に乗った留萌本線にかかわって訴えました。ちょうど高校生の帰宅時間でもあり、生活に欠かせない路線ということを実感しました。石狩沼田駅には「ご意見などください!」コーナーに、桜型などの付箋がたくさん張り付けられています(写真2枚目)。待ち時間に、じっくり読みました。

 「実家に帰る時に利用してます! これからも乗り続けたい」「深川の病院かようので やめないでください」「沼田町の高校生はみんなJRで進学しています。安全安心なJR留萌線をなくさないで!」「来年もJRで通学できますように」などのほか、4歳の子の「はじめてのりました ゆらゆらしてコワカッタ」という感想の代書もあって思わずほっこり。鉄道は、みんなを幸せにする乗り物なんだと思いました。

 町が明日2日におこなう「次世代交通とまちづくりワークショップ みらいとーく」のチラシも、駅に置いてありました。テーマは「廃線後のまちづくりってなんだろう?」。多くの住民が存続を願っていても、町長さんに苦渋の決断を押しつけてきたJR北海道や国・道の姿勢に悔しさが湧いてきます。

 先週からの大雪で留萌本線は除雪が追いつかず、しばらく運休が続くとのこと。それでも運転再開を待っている、高校生はじめ多くの住民がいます。赤字だからと切り捨てるのでなく、そもそも公共交通として維持するために国が責任や役割を果たすべきではないのか。あらためて、この原点こそ訴えていきたい。

 札幌駅では新幹線の延伸工事が進んでいますが、この建設費も大幅に増えることが見込まれます。将来の需要予測も甘すぎるもとで、JR北海道の経営赤字が膨らむことが危惧されます。在来線をなくすだけでなく、新幹線でも大赤字となりはしないのか。立ち止まって考えなおす時です。

 【今日の句】本当に 黒字になるか 新幹線

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畠山和也
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