佐々木とし子比例予定候補と、朝の街頭演説から。チラシを受け取る方も増え、公示が近づき関心が高まっていると実感です。あらためて私の原点は「子ども・教育・平和」と紹介しました。
大学生のときに湾岸戦争がありました。攻撃の映像を前に、教師をめざす自分が何もしなかったと子どもたちに言うのだろうかと、漠然と考えたのでした。その時にゼミで知り合った先輩から「日本共産党は侵略戦争に反対していた」と教えられました。
親から「共産党には近づくな」と言われていた私。「この人、怖い」と思いつつ、調べてみたら本当だとわかりました。あの一言がなかったら、今の私はありません。それから政治を見る目も変わってきました。
大学受験は苦しみました。教員になっても、子どもたちに同じ苦しみを与えてしまうのではないかと、矛盾を感じたからです。この過度な競争主義は、子どものころから序列化し、財界の意向に沿う人づくりが政策に反映されたものと知ったときは驚きでした。
人づくりは平和づくりです。分断や強欲のためではない。子どもたちが子ども時代にしか吸収できないことを保障し、障害があっても学び成長する権利を保障する。そのような教育行政にしなければと、一貫した思いで活動してきました。
日本は、国連子どもの権利委員会から何度も、競争的な教育制度の改善を勧告されています。子どもの貧困は広がっているし、自殺も多い。人権侵害としか思えない校則も、何と多いことか。意見表明権が保障されていないなど、子どもたちが抑えつけられているのが実態です。
通常国会で子ども庁設置法案が成立しましたが、このような視点が欠けているのです。子どもの権利を守り、教育費の軽減や子どもの貧困問題を解決したい。外交・平和やくらしが大争点ですが、教育問題でも力を発揮するのが日本共産党・はたやま和也だと訴えたい。
事務所も私も本番準備に忙しい。全道を転々と、暑い日も寒い日もあるなか18日間まわるのですから健康管理も大切です。しっかり整えて臨みたい。
【今日の句】どの子にも 子ども時代の 幸福を